薬理を制するものは国家試験を制する!?~生物や病態と併せて~
薬理を制するものは
国家試験を制する!?
必要な点数は90%以上!
薬理は必須・理論・実践併せて
全体で40点もの配分がある!
これをいかに取るか、が重要となる!
欲を言えば、90%(36点)以上ほしい!
単純に言えば
『覚えれば点数になる』科目です!
ただ量が膨大過ぎて、ただ暗記していくと
飽和してしまって、辛くなります!
では、どうすれば良いのか!?
絶対に暗記が必要な組み合わせは
【 医薬品名 × 作用機序 】
ここは理由付けは難しく、
話すなり、イメージするなりで
覚えていくしかない!
ただそこから先は生物の解剖学と
生理学そして病態をリンクさせると
ただ暗記する単純暗記から
▽
~だからーなる、と
論理的暗記になります!
例えば、胃薬で考えましょう!
まずは
胃の機能は何でしょうか?考えてみましょう!
➀食物の消化
胃酸を用いて、
消化のためのお手伝いをします!
➁食物の貯蔵
すぐに十二指腸へ行くのではなく
一旦、貯めます!
➂食物の運搬
十二指腸へ蠕動運動にて送ります!
次に
特に『薬の作用点』となるのを考えます!
➀の消化に関与する『胃酸』です!
その胃酸が過剰となったり、
防御因子である胃粘膜が減少すると
胃潰瘍と言った疾患になってしまいます!
そこで、胃酸分泌を抑制する
1. H2ブロッカー
そして
1. H2ブロッカーは(~チジン)
2. PPIは(~プラゾール)
が語尾になっています!
このように
生物の解剖学と生理学から
病気への流れを把握して
『どこ』を『どうすれば』良いかを
考えれば、理由付けを通して理解できます!
単純に覚えるだけが勉強ではありません!
国家試験合格のためには
いろんな分野をリンクさせて
《あそこでも見たな!!》
を増やしていきましょう!!